2nd 20works [MONOCHROME 01] 開催後記



2週間に渡って開催された宮崎 雄太陶器展 [MONOCHROME 01]へたくさんのご来場ありがとうございました。


終了してみて「あっという間だったな」というのは、もう毎度の感想なので・・
今回の展示作家・宮崎さんとの「お話」を少々。


道具と雑貨 はいいろオオカミが今月で2周年を迎えることは数日前の記事にも書きましたが、宮崎さんは本当にそのオープン当時、2年前を知る数少ないひと。
はいいろオオカミのオープン当時に同じ建物に住んでいたデザイナーさん。
それが宮崎さんでした。


私は同種の店舗で修行をした訳でもなし顧客もないまま、南青山に「はいいろオオカミ」の産声をあげた訳ですが、たまに様子を見に来てくれたりと随分と励まされたものです。
少し親しくなってきたかなあと思っていた矢先に宮崎さんが佐賀に陶芸の修行のために旅立つことを聞きました。


せっかく、知り合えて(約半年くらいのお付き合だったと思います)当時は少し残念に思いましたが、「はいいろオオカミの空間に合う器を創れる様になったら是非、おいてください。」と言ってくれたのは本当にごく最近の様に覚えています。


そして短くも長い1年半の歳月を経て・・


正直、こんなに早く実現するとは思いませんでした。
たった1年半の修行でここまで作品を仕上げてきた宮崎さんには脱帽です。


作りたいモノがはっきりしていたこともあるでしょうが、宮崎さんの様々な経験や、今までの活動。
まさに身から出た様な作品たちでした。
今回はmini exhibitionでしたが、「はいいろオオカミ」の展示として胸をはれる内容となったことはまさに感謝に尽きます。




今の宮崎さんの名刺には「器とデザイン」と記してあります。


これから、まだまだ活動の場を広げ良いものを発信していってくれそうな、そんな予感を感じさせてくれるフレーズです。


さてさて少し長くなってしまいましたが、今回の展示の「開催後記」はこの辺で。


平成25年 9月2日
道具と雑貨|はいいろオオカミ
佐藤 克耶



宮崎さんは今回の展示が東京初開催でした。
そして、これから「京都」・「福岡」と渡っていきます。